今、ブギーボードを持ち歩いています
いわゆる小型の電子黒板です
脳のワーキングメモリーが少し増える気がします
短期記憶の拡張といった感じでしょうか
ボタンを押すと、シュッと書いた内容が消えてしまうので
まるで自分みたいだな
と思います
うっかり消してしまった、すごいいいこと書いたのに
みたいなところです
面白いのは書いたことは忘れても何かいいことを書いたな幸せだなという感覚は消えないというところです
本を読むのに似てるかもしれません
科学的な文章の読み方という訓練を受けているせいか
書いてある内容に対し信頼性とか方法論とかを分析してしまうんですけれども
あっ、何か楽しいなぁとか、役に立つなーとか面白いなーとか
そういう幸福感のある読み方というものは
苦手というよりも、そういう感覚っていうのがあるということを知らなかったというのが正しいかと思います
読書は面白いなぁと思うのは、没頭するという意味では自閉症的でもありますし
自分の世界を思い切り広げて、いろんな所に移動させてくれるという意味では多動的でもあります
このような感覚的な話について、病気のたとえを使うのは良くないとは分かっているのですが
表現については少しモヤモヤした感じを抱きながら、ピタッとした言葉が、探すためにまた本を読んでみようと思っています