愛知トリエンナーレの企画展、表現の不自由展が中止になりました
実際に見る前に中止になってしまったので、皮肉なことですが、表現の不自由の中に私たちが生きてるんだなぁと逆に認識する結果になりました
色々な意見が表明されていますしこれからも出てくると思うので、注目していきたいと思っています
個人的な感想になりますが
この企画展自体があたかも一つの大きなアート作品とし、成立してしまって権力批判と権力擁護のパワーゲームの一つの表象になっているようでした
そこに展示されるはずだった作品と呼ばれるものの一つ一つが、凡庸な権力批判の枠の中に収められてしまったというのがとても残念でした
本当に社会は複雑になってしまっていて、既存の表現や芸術といったものが大きな権力性に立ち向かえなくなっているということなのかもしれません