エアコンとストーブの温まり方の違いについて

エアコンは空気を温めて、その暖まった空気の運動エネルギーがビリヤードのように伝わって体が温めるというメカニズムになってます

 

一方、ストーブの温まり方は遠赤外線ですから、直接体を温めます

 

 

ここで更に深く考えてみると、ストーブはその皮膚の表面よりも血流の方を温めやすいということに気がつく人もいると思います

 

 

意外とマニアックなネタですけども皆さんは電子レンジで氷を溶かすことはできないという話を聞いたことがありますか

 

 

電子レンジを氷で溶かすと

https://www.nichirei.co.jp/koras/category/ice/007.html

 

 

これは氷は氷の分子自体が繋がりが強いために振動しないのでビリヤードの玉のようにエネルギーを受け取ることができないのに対し、水の場合はその電磁波のエネルギーを受け取って温度が上がるからという風に説明されています

 

 

同じように皮膚はタンパク質同士がくっついてる構造ですけれども、血液は液体ですので、遠赤外線が当たるとより血液の方が温まりやすくなって、それが身体中を駆け巡って温めてくれるというようなメカニズムになります

 

 

なので、エアコンは表面から温まるのに対してストーブはどちらかというと体の中からポカポカ暖かくなるようなメカニズムの違いがあります

 

 

なので湯たんぽなどを使ってゆっくり血液を温めてあげて、それが身体中に行き渡った、じんわりとした暖かさに幸せを感じるというのは、ある意味、物理現象と言えるでしょう