女性の就業率向上 X 共働き家庭の増加 X 40代女性
=お母さん食堂(香取慎吾)
ファミマの戦略だそうです。
コンビニ業界における袋物総菜の市場規模は2012年には1000億円強だったが、16年には3500億円近くにまで伸びている
ということで成長市場なんですね。
もともと東日本震災後に、高齢者と独り暮らし女性のコンビニ利用が増えた、ということもあって、成長した袋物惣菜市場なんですが、
団塊Jrの胃袋を制するのはどういった商品なんでしょうね。今後の展開が面白そうですね。
香取さんのファンには40代の既婚女性も多く、働きながら家族のために食事の準備をしている。今回もお母さん食堂のキャラクターに起用することで、同シリーズの販促に弾みをつけたい考えだ。
食卓出現率の高いおかず、酒のつまみという意味では、今後のラインナップは気になりますね!
これ、今後日本が不況になるとレストランや居酒屋の客をコンビニが持っていくことになりそうですね。
記事より引用
お総菜が好調
2018年度下期商品政策説明会の資料によると、平均的な客単価は573円で、メイン商品としてパンやおむすびを買う層がこの平均値に近い。一方、特に平均客単価が高かったのは、ファミマのお総菜シリーズ「お母さん食堂」を購入する層だ。客単価は1349円と平均の2倍以上になる。
お母さん食堂のラインアップには「四川風麻婆豆腐」(300円、税込、以下同)や「小松菜ときのこの白和え」(178円)などがあり、家庭でのおかずや酒のおつまみとして購入されることを想定している。
袋物総菜は近年、コンビニの稼ぎ頭となっている。ファミマの調査によると、コンビニ業界における袋物総菜の市場規模は2012年には1000億円強だったが、16年には3500億円近くにまで伸びている。背景にあるのは、女性の就業率向上と、共働き家庭の増加だ。これまで、専業主婦がスーパーで食品を購入して家族のために調理するという1つのロールモデルがあったが、女性も働くようになったことで、コンビニで夕食用のお総菜を買うようになった。客単価が平均の2倍以上になるのは、1人で家族の分まで購入しているからなのだ
(中略)
家庭でよく食べられるおかずのことを「食卓出現率が高いおかず」と表現している。同社の調査によると、食卓出現率の高いおかずの上位には卵焼き、鶏肉の唐揚げなどがランクインしているが、こういった傾向も踏まえながら、調理の手間がかかる「海老マヨ」「豚ロース生姜焼き」といった商品展開を考えているという。