松本隆さんの作詞で松田聖子さんが歌った赤い靴のバレリーナと言う曲の中の1節です
あなたと会うのかちょっぴり怖い
と続いていくんですけれど
えーなんで1mm
と思ったんですけどこの曲はなかなか素敵でして
よく聞いていると赤いスイートピーと言う曲のオマージュになってるとこ
好きな人と会いに赤いなにかと一緒にでかけるとかそういう感じでしてそこは共通点なんですけども
赤いスイトピーは海に連れて行って
だけど
赤い靴のバレリーナは自分で会いに行くと言う曲
松田聖子さんが女性に人気があるのはこうした自分の意思で主体的に動くところなのかなぁと思いました
ちょっと理屈っぽいことを言うと集団に所属すると言う概念は自己同一性と関係しています
つまり集団と自分が記号を通じて同一だと言うことを認識する行為すなわちアイデンティティーと言うんですけれどもまぁ受け身な行動なんですね
自分がどうしたいかって言う意味では主体的に行動すると言うのが1番の価値観になっていてそれはオートノミーって言って自分が主体的に生きる自分がしたりに行動すると言う概念なんですね
それで自分が相手から見てどう思われたいかっていうのがこの1ミリって言うのに表現されていると言うところがミソなんですね
日本は同調圧力が強いのでこういった形で自分らしく生きると言うことに対して自意識過剰の嫌な女みたいな規範があってこれをいわゆるミソジニーと言うんですが
そこから自由になりたい、好きな人と一緒にいたい、それは自分らしく生きていたいしそう見られたいから
という気持ちが1mmに込められているように思います